外壁塗装工事をしたという記事を書かせていただきました。
その足場に、実は山鳩が巣を作ってしまったのです。
娘の部屋の窓のそばだったので、昨年のつがいが戻ってきたのかも知れません。
足場なら、巣を作るのに都合が良さそう…でも、あと1週間で解体されてしまう。
山鳩の抱卵は15日。
雛が孵って巣立つまで15日。
せっかく巣を作っても、壊されてしまいます。
足場にやってきては小枝を置いていく鳩に向かって「ここはダメだよ~」と話しかけますが(笑)逃げるでもなく、不思議そうに見ています。
そこで、ダメ元で巣を移動することにしました。
窓から手を伸ばして届くところにあったので、鳩がいない隙にそれを窓の手すりに移動させます。
さらに、上には日除けをかけました。
昨年は丸見えだったので、カラスにすぐ見つかってしまったからです。
人間の手のにおいがついてしまったから、もう来ないだろうな…と、思っていると、再びやってきました。
最初は、巣がないことに戸惑っているようでした。
でも、3日もすると、手すりの方に来るようになりました。
その後、足場の解体がありましたが、鳩はまた、やってきたのです。
朝になると、巣の近くに来て鳴き、昼間はどこかへ飛んで行く。
それを繰り返していましたが、1日中、巣にいるようになりました。
ところが、ゲリラ雷雨があった夕方、日除けを留めていた部分が片方外れてしまったのです。
鳩は、雨に濡れながら、健気に卵を温めていました。
卵は2つ。
無事に孵るのか…。
ハラハラしながら見守る日々が始まったのでした。
昨年の巣の様子です👇