好きな猫の絵本、といえば色々あるのですが…最近では町田尚子さんの絵本が好きです。
「ねこはるすばん」という絵本を、娘と書店に行った際に娘が気に入ったので購入したのですが、タイトルと表紙の猫の絵を見て惹かれました。
猫は留守番…そうだよなあ、犬のようには連れて行けないし。
絵本を買った当時はアンはまだ我が家に来ていませんでしたが、実家では猫を飼っているので、人間が留守の間、猫は何をしているんだろう~なんて、よく気になっていました。
その答えをくれたのがこれ!
猫は家の中でおとなしく…いえいえ、違うんです。
猫には猫の世界があって、色々楽しんでいたんですねえ。
と、これはファンタジーなのですが、私が留守の間、アンがカフェに行ったり映画を観ているのかも知れないなんて思うと、ちょっとワクワクするではないの!
「今日はどこへ行ってたのー?」
なんて、聞いてみたくなります。
もうひとつは「なまえのないねこ」で、これも町田尚子さんの絵ですが、文は竹下文子さん。
これは、アンが来てから購入した絵本です。
実家猫のスズがキジトラなので、よく似ていて気になっていました。
アンもキジシロだしね。
表紙の何かを訴えかけてくるような、ちょっとさみしそうな瞳から目が離せません。
内容もとても切ないお話です。
でも、ラストはハッピーエンド。
涙なしには読めません。
この絵本、私がスタッフをやらせていただいているキリスト教会の日曜学校ハッピーキッズでお話担当になった日に導入として読み聞かせさせていただきました。
ちょうどお盆休みの期間だったので、遠方から小さい子たちが帰省してくるかな~といのもありましたが、その時の聖書の内容と重なる部分があるなあと思ったからでした。
もうひとつ、ハッピーキッズには猫好きさんが多い、というのもこの絵本を選んだ理由。
絵本を読むと、子どもたちは静かに真剣に聞いてくれていました。
時々、わっと笑ったり、ある一文に食いついたり。
小学校の読み聞かせボランティアをやらせていただいていた期間もありましたが、子どもたちのそんな反応が面白くて好きです。
読み聞かせをしようと思った時は、事前に何回か練習してから臨むのですが、練習中に泣きそうになって困りました(笑)
聖書のお話については、ぜひハッピーキッズのブログをご覧ください(*^^*)