あべ弘士さんといえば「あらしのよるに」シリーズが有名ですが、最近手に取って感銘を受けた絵本に「エゾオオカミ物語」があります。
北海道からエゾオオカミが消えてしまった、そのワケがふくろうの口を通して静かに語られているのですが、深い内容に心を打たれました。

エゾオオカミの絶滅に、北海道へ渡った人間たちが関わっていることが、絵本を読み進めていくとわかります。
それまで、アイヌの人々は、自然を敬い、オオカミたちとも共存してきました。
その均衡が、あっという間に崩されてしまったのです。
絵本は、直接的にそれを非難しているわけではありません。
答えを示さず、私たちに、問いかけているような気がします。
こちらのサイトでレビューを書かせていただきました。
よかったら、ご覧くださいね。
これは余談ですが。
私は、北関東に住んでいますが、北海道が大好きです。
北海道好きになったのは、小学生の頃、獣医師で写真家でもある竹田津実さん(映画「子ぎつねヘレン」の原作者)のキタキツネの写真集にハマってからです。
ちなみに夫も北海道出身です(笑)