今日はうさぎさんではなく、猫ちゃんのおはなしです。先日チラッと書かせていただいた、実家で母と暮らしている猫のスズ。スズは、娘が生まれる前、友人が自宅近くで保護したメス猫です。友人の家では飼えないとのことで、私のところへ連絡をくれました。そして、隣県からはるばる友人の運転する車でやって来たのです。
実家では、それまでも数匹の猫を飼っていましたが、少し前に最後の猫が亡くなったばかり。それに、実は私はお腹に宿った子を失ったばかりでとても落ち込んでいた時期でした。だから、小さな命が来てくれることが、とても嬉しかったのです。神さまのお導きかな、と思いました。私が引き取れれば一番良かったのでしょうが、そのころはアパート暮らし。猫は飼えません。だから、実家で飼うことになったのでした。
その少し後、娘が生まれて間もなく父が亡くなって母はひとりになってしまいましたが(飼っていた犬も行方不明になってしまいました)、スズがいてくれるだけで、生活に張りが出るようです。振り回されることも多いみたいですが(笑)
スズは、実は1匹ではありませんでした。お兄ちゃんのチャムと一緒に保護されたのです。おそらくきょうだいだろうに、さすが男の子、チャムはがっしりした体型で足も太く、大きくなることが予想されました。チャムの方は、母の友だちが引き取ってくれました。予想通り、大きく成長しましたが、数年前に病気で亡くなってしまいました。でも、大切に育ててもらって、幸せな生涯を過ごせたのではないでしょうか。
スズは元気に母と暮らしていますが、時々脱走します。先日も脱走して、首輪をなくしてきたらしい…。新しい首輪を、探してみようかな。